先日、カリエンテ家のみなさんがリニューアルされ、それに伴い、TS2時代の彼らのことを絡めて私なりの考察などを暑苦しく語らせてもらったのですが(笑)
シムピープル時代からいるゴス家や、それにまつわるEAがあらかじめ用意しているストーリー設定など、TS3やTS4しかプレイしたことがない、というプレイヤーさんからしたら、そんなストーリーがベースに用意されていたのか!と、ワクワクが止まらないかもしれません。
デフォシム世帯で最も古くからいる世帯がゴス家で、アレキサンダーはTS2からの登場となりますが、中でも、ベラとモティマー夫妻、そして娘のカサンドラがシムピープルからいる古参メンバーなので、EAスタッフも彼らにはかなりの思い入れがあるんじゃないでしょうか。
私も、思い入れがあるひとりですが(笑)
今回は、TS4にはないんだけど、TS2にはあった、私の好きなものについて、またまた暑苦しくお話ししようと思いますww
最後に、拍手コメントへのお返事もさせていただいております^^
その前に・・・リニューアルされたカリエンテ家について書いたページでの補足です。
上のSSはTS2のプレイ時のベラです。
ちなみに、このベラはストレンジタウンに出没する、タウニーの中にまぎれているベラではありません。
TS2にはゴス家やロサーリオ家、カリエンテ家が住んでいるプリーザントビューという街の他に、行方不明のベラを見かけたという目撃情報のある砂漠地帯ストレンジタウンという街があり、他にもベロナービル、リバーブロッサムヒルズ、デジドラータバレー、ベラドナコープなどなど・・・いくつかの街があるんですね。
で、TS4のように、複数の街でひとつの世界が成り立っているのではなく、ひとつの街で世界が成り立っている状態なので、たとえばプリーザントビューに住んでいるゴス家のモティマーが、プリーザントビュー以外の街に遊びに行くことは出来ないんです。
世界線が違うので・・・
でも、EAがあらかじめ用意していたストーリーでは、ゴス家のベラが行方不明になり、違う世界線のストレンジタウンでベラを見かけたという噂が流れているというもので、本来ならありえないことを「UFOに誘拐された」という『エイリアンの関与』によって実現させちゃおう!というものだったんだろうと思います。
で、上のSSに話を戻しますが・・・
上のSSの女性は、紛れもないベラ・ゴスになるのですが、ストレンジタウンにタウニーとして存在しているベラとは別人のベラになるんですね。
では、SSのベラは?というと、これがややこしくて(笑)
SimPEというプログラムファイルが当時あって(今もあるのかな)、それで見てみると、ストレンジタウンのタウニーのベラ以外に、もうひとり、同姓同名のベラがいて、そのベラがSSのベラになります。
良く見ると、顔も、ストレンジタウンにいるベラとちょっと違うんですよ。
SimPEはEAが用意しているものじゃないので、このベラでプレイするのは、普通は不可能なんですけどね。
TS2にも家系図パネルが用意されていて、それを見ると、ゴス家のベラは死亡していない表示になっているんですよね。
だから、行方不明だけど、どこかで生きている。
そのように、EAは私達プレイヤーに思わせたかったわけです。
そのため、家系図用のベラを用意したのが、SSのベラなんじゃないかと思います。
なので、通常なら表に出てこない、プレイ不可能な「家系図にて生存してることを示すベラ」と、ストレンジタウンに住むタウニーのベラの2人がいるんだけど、EA的にこの2人は同一人物扱い、ということみたいです。
それから、TS2のドン・ロサーリオが関係を持っていた女性シムのひとりに「メイドのケイリーン・ランゲラク」という名前を記載していたと思うのですが、それがSSの女性になります。
服装や髪型は私がCCに変えちゃってますが、私がプレイしていた頃のケイリーンのSSがこれしかなかったので(^^;
彼女はプリーザントビューでメイドを頼むとやってくるメイドのひとりで、ドン(TS4ではダン・ロサーリオ)とも関係を持っているけど、実は、プリーザント家の主人ダニエルとも不倫関係になっています・・・
EAって、こういうどろどろした設定が好きなんですよ(^^;
TS4だと、Discover Universityで増えたBritechesterに住むプリーザント家のアンジェラとリリス姉妹がダニエルの娘で、この二人はTS2からの登場(敵同士という不仲姉妹^^;)となります。
ちなみに、プリーザント家もシムピープルからいる世帯なのですが、EAによるゴス家ほどの思い入れをあまり感じない世帯ですねw
さて、補足はここまでで、
ここからが本題ですw
TS2では、みんながみんな、同じ寿命じゃないんですよ。
本人にとって、どれだけ多くの願望を叶え、幸せだと思えるシム生を生きたのか。
これが寿命の長さに影響を与えるんですね。
SSのシムはストレンジタウンに住むグラント家のバズ将軍が寿命を迎え、家族に見守られながら旅立とうとしている時のものになります。
SS右から2番目の白いパンツを履いている男性は、バズ将軍の3人の息子のひとりで、一番末っ子だったバック(プレイスタート時は子供世代)です。
結婚して他世帯に住んでいたのですが、バズ将軍の寿命を悟ったのか、遊びに来ていたんです。
生涯願望を叶えたシムだと、骨壷がご覧のような金の骨壷になるんです。
お墓も当然、金のお墓になります。
このシムは、ストレンジタウンに住むスペクター家のオリーヴになります。
オリーヴはゲームスタート時からシニア世代なので、そうなると、生涯願望を叶えるのが難しく、生涯願望を叶えるのが最も寿命を伸ばすことが出来るのですが、最初からシニア世代のシムはそれが難しいので、そうなると、大抵は一番短い69日(生存日数)で寿命を迎えます。
MODなどを使って、本来なら叶えることが出来ない生涯願望を叶えたことにしちゃうことも出来るのですが、少なくとも私の経験では、それで寿命を延ばせたシムは、最初からシニア世代だった場合、ありませんでした。
そのため、オリーヴも69日で寿命を迎えました。
私は現在、十人十色チャレンジに挑戦していて、今、八世代目グリーンをプレイ中ですが、グリーンにたどり着くまでに幾人のシムたちを見送りましたが、死亡保険金を受け取ったことは一度もありません。
TS4には、そんな制度はないからです。
でも、TS2時代はあったんですよね。
TS2の死亡保険の金額は、身内であれば高額になるのですが、友好値がどれだけあるのか、というのも金額に影響します。
たとえば、上のSSはオリーヴが亡くなった時のもので、SSに写っているシムはオリーヴと一緒に生活していたオフィーリア・ニグモスという、オリーヴの姪っ子になるのですが、身内であったにも関わらず、友好値ゲージが低かったために、オリーヴの保険金を受け取ることは出来ませんでした。
この世帯をプレイしていると、きれい好きのオリーヴにとって、トイレの掃除もしないオフィーリアにしょっちゅう腹を立てている様子を見ることが多かったので、「たとえ私が死んだとしても、この子には一円だって残したくないわ!」みたいな、そんなオリーヴの意思を感じるんですよね(^^;
それが面白いというかw
沢山の願いを叶えながら、幸せに生きたのか。
それとも、ただただ、流れに身を任せて寿命を迎えたのか・・・
そのシムが、どんなシム生を生きたのかが、お墓や骨壷を見ればわかるというのも、なんだか面白いじゃないですか。
そうして、お墓から、そのシムのシム生を想像させられるだけでなく、保険金を受取る人数や、誰に保険金がいくら渡されたのかによって、そのシムの生前の友好関係や、誰にお金を残したいと思っていたのかが感じられたりする。
私は、彼らが何を思っていたのかを、常に知りたいと思っていたから、こうして、色々なことから彼らのことを想像出来ることが、とても面白いと感じたのかもしれません。
お墓関係では、もうひとつ、私的に気に入っているものがあります。
骨壷もしくはお墓を区画内に置いていると、時々ゴーストが現れる、というのはTS2もTS4も同じなのですが、TS2はゴーストをクリックすることが出来ないので、プレイヤーの意思で交流することは出来ないんですよね。
当然、世帯の住人にお迎えすることも出来ません。
出現したゴーストは、フワフワとあちこちさまよい歩いたり、時々、誰かを脅かしたりします。
脅かされたシムは、毎回必ずじゃないんですけど、驚いたあまり、おもらししちゃったりw
思い入れのあるシムが寿命を迎え、何度かゴーストになって出てきてくれるのを見ながら、プレイヤーである自分も、そのシムとの別れを充分に惜しんだら・・・
あらかじめ自分で用意しておいた「共同墓地」に骨壷を送ることが出来るんですね。
TS4の場合は、シムの所持品の中に骨壷を入れて、墓地として用意しておいた別区画に移動して、そこに骨壷を設置する、みたいなやり方が出来ますが、TS2では骨壷クリックで、共同墓地に送るというやり方で送るんです。
そうするとね、SSみたいに一瞬だけ、骨壷の持ち主がゴースト姿で現れて、「楽しかったよ。じゃあね」「ひと足先に、向こうに行ってるね」みたいな感じで、手を振るんです。
これがね、切ないけど、すごく好きだったんですよ。
ちなみに、SSのゴーストは、最初からお墓として用意されていた、オリーヴの3番目の夫になります。
上のSSがシムピープルのお墓とゴーストです。
シムピープルは古すぎて記憶が定かじゃないのと、死んでしまったシムをそのままにしてプレイすることはあまりしなかったので、曖昧な部分も多いのですが・・・
なんであれ、TS2ほど、お墓や、死や、ゴーストにロマンスを感じたことってないんですよね。
現実の、私達だって、いつか死が訪れます。
それがいつのことになるか、わからないけれど・・・
霊感があって、幽霊を見たことがある!という人もいるかもしれませんが(笑)、見たことはないけど、死後の世界はきっとある!と信じている人もいるかもしれません。
まだ死んだことがないから、実際に死んでみないことには、死が、どういうものなのか、死んだらどうなるのか、死後の世界があるのか、ないのか、などなどは、謎のままです。
でも、遅かれ早かれ、いつか死ぬわけですから、死んだらどうなるんだろう・・・と考えることって、一度くらいはあるんじゃないでしょうか。
TS2で私が彼らに感じた「生きる」ということと、「死ぬ」ということ、そして、お墓になった彼らのことは、私がこれまでに「人生とはこんなもので、死んだらこんな感じなんじゃないか」と想像していたものより、ある意味においては、ものすごく単純だったのですが(笑)、でも、想像の幅が広がるキッカケになったんですよね。
これはオットマス家(TS2のSeasonsで新たに増えるTS4風で言うところの「ワールドに存在しない」世帯)のドーラおばあちゃんが寿命を迎えるところなのですが・・・
TS2のシニガミは、2人のフラダンス(?)を踊る美女を従えて、シニガミ自身もハワイアンレイ(っていうのかな)を身に着けつつ、やってくるんですよね。
で、寿命を迎えるシムにドリンクを手渡してあげて、それを受け取る頃には、寿命を迎えるシムは半透明の存在になり、いつの間に旅支度をしたのか、旅行用カバンが足元にあって、それを手に、向こう側へ旅立つんです。
現実の死は、きっとこんな感じじゃないけれど(笑)、でも、「どんな一生であったにせよ、旅立ちの時が来ましたよ。あなたの行く世界は、長期休暇を楽しめるような、きっと素晴らしい世界です。さぁ、行ってらっしゃい!」みたいな、そんな感じなんですよね。
そんな感じだといいなぁという、きっと、そんな願いもちょっぴり込められているんじゃないかなw
正直、TS2は、何度も何度もデータ破損して、プレイ出来なくなったり、起動しなくなったりして、本当に泣かされてきたんですよ(^^;
それでも、これまでのシムズシリーズの中で、TS2が一番思い入れがあって、一番好きかもしれないなぁ。
軽さはTS4が一番いいですどねw
ああ、今日も暑苦しく語ってしまいました(^^;
TS2で遊んでいた頃のことを思い出しながら書いているので、そうすると、あの頃のみんなに猛烈に会いたくなります。
今のPCにTS2をインストールすればいいだけの話なのですが、TS4だって、時には遊ぶ時間がなかったりするので、TS2で遊んでいる余裕がないのと、もしTS2で遊び始めたら、ひょっとしたらTS4をやらなくなっちゃうんじゃないか・・・という不安があったり・・・(^^;
ではでは、以下に5月30日にいただいた拍手コメントへのお返事をさせていただきますね!
■すみっこさん
こんにちは!
こちらこそ、プチお久しぶりです~~~!
色々とお忙しいみたいで、大丈夫ですか?(;ω;)
確かに、リニューアル後のシムたちの方が、リニューアル前のシムたちより老け顔になっちゃってる場合が多いですよね(^^;
あと、おっしゃるように、お肌がリニューアル前よりくすんでいる感じになっちゃってる場合が多いですね><
ゴス家のベラやカリエンテ家のカトリーナさんは、リニューアル前の方が美しかったですよね。
今となっては、現行の状態でのシムさんに熱烈なファンがついている場合もあるので、もし今後、またどこかの世帯がリニューアルされることになったりしたら、波乱が起きそうです。
たとえば、ランドグラーブ家のマルコムとか、BFF世帯のトラヴィスくんとか・・・
どうせ、リニューアル後はゴス家やカリエンテ家に感じたような感想になるんだろうなぁと思うと、恐ろしいです・・・( ∇|||)
すみっこさんはTS2は未プレイなんですね。
TS2は、シムがプレイヤーの存在に気付いているのと、そうじゃないのとにランダムで別れるので、気付いているシムが世帯内にひとりでもいると、大げさに言うとプレイヤーの気持ちも巻き込んだ生活をしてくれるから、シムとプレイヤーとの相互理解が生まれやすくて、それが私的に好きなんですよね。
時間に余裕があるなら、もう一度TS2で遊びたいですもん(笑)
過去に遊んでいた頃と違い、TS4までの流れと歴史を知っているから、「あなたはTS3やTS4ではこんな風になってるんだよ」なんて思いながらプレイしそうで、それはそれで楽しいかもしれませんね^^
TS2が好きすぎて(笑)、考察が面白いと言っていただいたりしたもんで(ありがとうございます^^)、調子に乗って今日も暑苦しく語ってしまったのですが(^^;
私のつたない考察が、すみっこさんがシムズで遊ぶ時に「この世帯って、こんな時代背景があったんだっけ」なんて、想像力を掻き立てるお役に立てたら幸いです^^
コメントありがとうございました^^
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