前回、レンジャー世帯をしばらく更新すると言ったばかりなのですが、思う所あって、番外編です。
シムたちのお仕事は大抵の場合、プレイヤーが職場までついていくことは出来ず、シムが出勤してしまうと、あとはお仕事が終わって帰ってくるまで、ぼーっと待っていないとならない、という感じです。
そんな中で、プレイヤーが職場まで一緒に行くことが出来、仕事ぶりを見ることが出来る・一緒に体験出来る職業が、TS4では3種類あります。
医者・捜査官・科学者です。
ですが、この3種のうち、捜査官は、以前から犯人探しの際にバグが起こりやすく、そのせいで事件を解決することが難しいという問題が発生していました。
今回はそんな捜査官キャリアで私が体験したバグと、私の場合はこんな風に乗り越えたよ!というのを記事にしようと思います。
各番外編・目次についてはこちら(↑)をご覧ください。
ある日のこと。
指名手配後に飛ばされた区画で、ジャスミン・ホリデーがご覧のように踊り狂っていました。
この時のプレイシムは、この記事の最後の方に登場したエイリアンシムのピカリです。
捜査官キャリアは、巡査見習いからスタートしますが、昇進して巡査(レベル2)や巡査長(レベル3)になると、アシスタントのような仕事から本格的に事件を担当&犯罪捜査を行うことが出来るようになります。
このSSは、ピカリがまだ刑事になる前の、巡査長だった時に担当した事件で、リアル時間で7月25日に撮ったSSになります。
TS4のプレイヤーならわかると思いますが、この頃、ジャスミンが街に登場するようなイベントは行われていません。
この時の犯人の手がかりは、ご覧の通り。
ジャスミンとは似ても似つかないのですが、ジャスミンの周囲にいるシムたちに聞き込みをすると、どのシムもジャスミンを指差すので、半信半疑の状態で逮捕に踏み切ると、
逮捕出来てしまいました。
通常ですと、ここでロード画面になり、警察署の入口前に切り替わると連行した容疑者が一緒にいて、取り調べる、という流れになるのですが、
逮捕したはずのジャスミンは、連行されていませんでした。
でも、実際には逮捕しているので、左上の目標が「指名手配」から「容疑者を取り調べる」に変わっています。
これはおかしいと思ったので、ここでセーブせずにゲームを終了し、やり直したのですが、掲載枚数の都合上、割愛しますが、この事件ではどうしてもジャスミンが犯人として選ばれてしまっているらしく、解決出来なかったため、裏技を使って犯人を再選出し、解決しました。
再選出の方法ですが・・・
ShiftキーとCtrlキーとCキーを同時に押すと、画面上部にコンソールと呼ばれる白い枠が表示されます。
SSではすでにチートを私が入力してしまっていますが、SSのように、この白い枠の中に
testingcheats true
と記載して、Enterキーを押します。
すると、SSのような状態になります。
コンソール(上部の白い枠)の下に大きな白い枠が表示され、そこに「Cheats are enabled.」と記載されていたら、正しくチートを入力出来ている証拠なので、ここで再びShiftキーとCtrlキーとCキーを同時に押せば、コンソールは消えて通常のゲーム画面に戻ります。
そうしたら、今度は
Shiftキーを押しながらシムをクリックしてください。
そうすると、SSのように、いくつかの項目が表示され、その中に「捜査官勤務イベント...」という項目があるので、これをクリック。
すると、さらにSSのようなデバッグ項目が複数表示されますので、その中の「容疑者逮捕」をクリックすると、犯人が再選出され、その場で右上に2つくらい、犯人のヒントとなる犯人像が表示されます。
この、2つの犯人像を元に、犯人逮捕をすることになります。
通常の流れで犯人逮捕をする場合、犯人のヒントは最大で6つまで見つけることが出来るのですが、裏技を使った場合は2つまでで、ひとつの事件が解決しないうちに何度もこの裏技を使うと、そのたびに新しく犯人を選出し直すことになってしまいますので、要注意です。
ちなみに、裏技用のSSはついさっき、別のシムで撮ったものになりますが(記事後半で登場します)、ピカリを操作している時にジャスミンが犯人になったのは、全部で3回あります。
このSSは、また別の事件で、ピカリが刑事に昇進後、またジャスミンが犯人として選ばれてしまった時のものです。
当然ですが、
ジャスミンを逮捕しても、やっぱり警察署に連行することは出来ませんでした。
あんなにもハッキリと、犯人はジャスミンだと言われているのにね(^^;
ジャスミンは犯人だと言われるまでは、その場にごろりと横たわり、空を眺めていたのですが、私がピカリで聞き込みをしている最中に起き上がり、犯人だと言われると、SSのように渋い顔をしてビクリとしていました。
ジャスミンが犯人として選ばれることもおかしいことだと思うのですが、そもそも、イベント期間でもないのにジャスミンが街に出現することがすでにおかしいので、この場合、MCCCの力をお借りして、ピカリの人間関係欄に表示されるジャスミンとの関係をなかったことに(知り合ってない状態)したら、二度とジャスミンが街に出現しなくなりました。
MCCC導入については、こちらを参考にしてください。
これは説明のために先程撮ったものなので、このSSではジャスミンではない別のシムを例題に説明していますが、シムの人間関係欄を開き、知り合っていないことにしたいシム(たとえば赤枠のシム)を人間関係欄の中からみつけてクリックします。
すると、「電話で話す」「メールを送る」「今いる場所で遊ぼうと誘う」という通常の項目以外に『MC Command Center』という項目が表示されますので、それをクリックすると、SSのようなメニューが左側に表示されます。
私は日本語化パッチを入れているので、いくつかのメニューが日本語で表示されていますが、英語表記であっても、おそらく一番上の項目(赤枠)が該当項目だと思います。
これをクリックすると
新しくSSのようなメニューに切り替わります。
この、一番上の項目をさらにクリックすると(日本語表記の場合は「友情と愛情」)、OKかキャンセルの、どちらかを選択するポップに切り替わるので、OKをクリックすれば、シムの人間関係欄から該当シムが消えます。
多分、私のように、たとえばジャスミンのような、本来犯人に選ばれるはずのないシムが犯人に選ばれてしまうようなバグは稀だと思うのですが、万が一、私のようなバグに悩まされている場合は、MCCCの力をお借りしてみてください。
私はジャスミンの他に、ゴーストが犯人に選ばれてしまった場合もあります。
このSSは別のシムでプレイ中の出来事ですが、
ピカリでプレイしていた時も、ゴーストが犯人に選ばれてしまったことがありました。
ちなみに、ゴーストもジャスミン同様、たとえ逮捕出来ても警察署に連行することは出来ないのですが、ただ、ゴーストの場合はSSのように、逮捕後、たとえ連行出来ていなかったとしても、登録ステーション(指紋を採ったり身体検査を行うことが出来る機械)をクリックすると、リスト内に逮捕したゴーストが表示されます。
でも、実際には区画内にいないので、何もすることが出来ません・・・
あ、そうそう。
ジャスミンの時もゴーストの時も、チートを使って警察署に呼び出そうと試みたことがあったのですが、呼び出せませんでしたので、もしゴーストが犯人に選ばれてしまった時には、セーブをせずに、犯人探しをやり直すか、もしくは、チートを使って犯人の再選出をすることをお勧めします。
また、出来ればゴーストは、管理画面から削除するのが良いと思います。
あとですね・・・
こんなことある!?とビックリしたのですが、なんと、子供が犯人に選ばれてしまったこともありました(^^;
本来子供は、目撃情報を聞き出すことは出来ても、逮捕は出来ません。
逮捕出来るのはティーン以上になります。
なのにですね・・・
このSS。
「そこにいるシムじゃありません?」と指差していますが、この時は私、まさか目の前の男の子を指差しているとは思っていなかったんですね。
ですが、次の瞬間、
男の子がプカプカと浮き、このSSだとわかりにくいかもしれませんが、自分を犯人だと言ったシムに対して唇を尖らせて渋い表情をしたんですよ。
これを見て、まさかね・・・と私は思いました。
ちなみに、この時の犯人のヒントはご覧の通りです。
そもそも子供が犯人になることはないので当然ですが、どこにも「子供」なんて書かれていません。
まさか・・・と思いつつ、別のシムに訪ねてみると、やっぱり子供を指差すんですよね・・・
そうすると、やっぱりプカプカと浮いて、自分を犯人だと言ったシムの方を見て、
このSSも小さくてわかりにくいかもしれないですが、渋い表情をするんですよ(^^;
この子はデフォシムのマックス・ビジャレアルです。
この時に限らず、何かおかしなことが起こると、マイドキュメント内のThe Sims 4フォルダをディスクトップに移してゲームを起動し、すぐにゲームを終了してから、マイドキュメント内に新たに出来たThe Sims 4フォルダ内に、ディスクトップに移しておいたThe Sims 4フォルダ内にあるModsフォルダ・savesフォルダ・Trayフォルダと、Events.iniファイル・Options.iniファイル・UserSetting.iniファイルを戻す、ということをしています。
TS4は長時間プレイし続けると、たとえCCもMODも使わず、建築物にも一切のチートを使っていなかったとしても、何らかの不具合が起こることがあるので、蓄積されたデータをリセットするみたいなイメージなのかな?
とにかく、これをすると、問題が解決することも結構あるためです。
でも、マックスくんはそれをやっても、何度か犯人だと言われてしまうことがありました。
それでですね・・・
ピカリはピカリとして、とりあえず置いておいて、別のデータで新しくシムを作り直して、捜査官キャリアをイチからスタートすることにしました。
それがSSの彼です。
そして、上の方で犯人再選出の説明に登場したSSのシムで、現在検証のためにプレイ中のシムです。
再選出説明の時のSSはCCもMODも抜いたバニラ状態だったので、ちょっと雰囲気が違っていますが、同一人物になります。
なぜ新しくシムを作り直したのかというと、ピカリの時はあまりにもおかしなことが多く、ピカリがエイリアンシムで、実は所長もエイリアンシムで、同僚にもエイリアンシムがいて、さらにはヴァンパイア(完全日光耐性あり)の同僚もいたんですね。
ピカリ以外のエイリアンやヴァンパイアの同僚たちは(所長も含め)自動生成シムで、勝手に捜査官キャリアに就いたシムでした。
捜査官キャリアはただでさえ正常に機能していないわけですから、その上、エイリアンシムだのヴァンパイアだのがいたから、余計におかしなことになっていたのかもしれないと思ったからです。
ただ、警察署には手を加えました。
コンソールを表示後に、チートtestingcheats trueを入力し、さらにbb.enablefreebuildを入力すると、通常は建築モードに出来ない区画を建築することが出来ます。
デフォの警察署は、PCが足りないんですよ。
でも、お仕事でPCを使う機会が圧倒的に多いので、PCを増やし、ついでにトイレも増やし、もし署内で社内恋愛した場合、いつでも勤務中にウフフが出来るように(おい)クローゼットを設置しました(笑)
2階に自販機と机があって、ご飯は2階で食べるように・・・というつもりで建築されたのだと思うのですが、所長のディスク前にひとつ椅子があって、シムが食事の際、2階は利用せず、なぜか所長のディスク前の椅子に座って食べるので(白枠のところ)、この椅子を撤去したところ、ちゃんと2階の机でご飯を食べるようになり、他の同僚たちも2階を利用するようになりました。
PCを増やしたので、かならずどこかしらの席が空いていて、誰かがどくまで待つ必要がなくなりました^^
それから、このデータではシムの加齢をオフにしています。
犯人探しの途中で犯人が誕生日を迎えてしまった場合、そのせいでヒントと変わってしまうなどの問題が発生する可能性があると考えたためです(ヒントではティーンなのに、成長してしまって実際の犯人が若年になってしまったとか)。
さて、一つ目の事件です。
デフォシムのベラ・ゴスが壁の向こうにいる、同じくデフォシムのルーナ・ビジャレアルを指差したので、連行しました。
取調室はSSのように、監視カメラや鏡がある、刑事ドラマなどで良く見る個室になっているのですが、
この鏡はマジックミラーになっています。
これも刑事ドラマなんかで良く見るやつですよね。
で、プレイシムにとっての初めての事件では、取り調べを始めると捜査官がやってきて、黙って一緒に立ち会ってくれます。
ちなみに、この時、犯人となったルーナの父親は、このSSに写っている男性シムのジャックで、捜査官なのですが、私のプレイ環境ではビジャレアル家の人間は何かと何らかの配役を与えられることが多く、ジャックは、捜査官として今一緒に警察署内にいたかと思えば、犯罪現場に行った時、そこで目撃者役として現場にいたり、指名手配後に飛ばされた区画で、一般市民として登場したりします。
警察官が、目撃者や一般市民の役をやるのが、もうすでにおかしいんじゃない?と思ったりするのですが、どうなんでしょうね(^^;
ルーナの事件が一件落着した後、次の事件で指名手配となった犯人のヒントはこちら。
で、金髪でも男性でもないけど、みんなが犯人だと言うから連行したら、違っていた・・・
なので、これはリセットし、
やっぱり金髪じゃないけど、みんなが犯人だっていうから連行した別のシムは、犯人じゃありませんでした・・・
もう早くもおかしいじゃないかっヽ(*`o´*)/
なので、リセットです。
ちなみに、この男、実はこんな見た目なのにハイヒールをはいているという変態です・・・w
で、やっぱり金髪じゃないし若者でもないんだけど、みんなが犯人だっていうから、デフォシムのヒューゴー・ビジャレアルを逮捕したところ、
犯人だったwww
またビジャレアル家のシムだよ~(^^;;;;;
ピカリでプレイしていた時も、ビジャレアル家のシムは良く色んな役をやらされていたのですが、ピカリではヒューゴーくんは2回逮捕してます(2回とも犯人でしたw)
ヒューゴーくんを逮捕後、刑事に昇進したのですが、今度は仕事着のバグで、刑事になったら仕事着が変わるはずなのに変わりませんでした・・・
ううむ・・・
あ、そうそう。
今回新しく作ったシムは、私が好きな漫画「動物のお医者さん」のハムテル(西根公輝)です。
私は誰かに似せて作ることが出来ません。
なので、ハムテルもまったく似ていないのですが、これが私にとっての限界でした(^^;
ハムテルは二階堂くんと菱沼さんの3人暮らしで、二階堂くんも菱沼さんも、まったく似ていませんw
まぁ、登場予定もありませんがww
捜査官キャリアでは最終的に全部で6件の事件を解決することが昇進条件になっています。
6件事件を解決すれば、あとはシムだけ出勤させていてもキャリアトップを目指せるわけです。
ですが、犯人像が実際の犯人とまるで違っていたり、犯人探しでおかしなことが多く、6件解決が難しくなっており、犯人探しでバグが起こっていることはEAも把握しているようですが、現在のところ、修正されていませんし、もしかしたら修正出来ないバグかもしれません。
なので、同じ現象に悩むユーザーのみなさんに、少しでも参考になれば・・・と思い、この記事ではハムテルで6件の事件解決を目指そうと思います。
このシリーズが終わるまでは、「過程報告」なので、コメント欄は閉じようと思います。
シリーズ最終話ではコメント欄を解放する予定です。
また、私が捜査官キャリアを検証する際に、とっても参考にさせていただいているサイト様があって、管理人さんからも沢山のヒントをいただきました(ありがとうございます^^)
そんなわけで、続きます!